2011年6月15日水曜日

McTiVia

本体はiPhone4を一回りほど
大きくしたようなサイズ
iMacのコンテンツをリビングのTVで観るために、AWIND社のMcTiViaを導入した。

これは、MacやWindows PCの画面をそのままミラーリングして音声と共にHDMI経由でTVに写してくれるもの

映像は最大720pのMotion JPEG。音声は2ch STEREOになる。最大スペックでの伝送は、ネットワーク環境およびMacやPCのスペックに依存する。

基本的な仕組みは、Senderと呼ばれる専用サーバソフトウェアを映像を送信したい機器にインストールする。McTiViaはRecieverクライアントの入ったSTB(Set Top Box)ということになる。Sender/Recieverは各種OS用やiPad用も作られている。iPhone用Senderを使えばiPhoneの画面をリビングで観ることもできる。
(このあたりの開発状況はMirrorOPサイトで見ることができる)

これまでiMac上の映像コンテンツをリビングでリラックスしながら観るために、色々な検討を行なってきた。

まずは、iMacを直接リビングに持ってくる方法
これがコストも掛からず一番簡単だが、意外に面倒が伴う。まず、iMacで何か行っていた場合は、シャットダウンする必要がある。(これに伴いすべての作業を中断しなければならない)そして普段は有線接続のLANを外し、電源ケーブルを外し…

重いiMacを抱えてリビングに移動した後、無線LANに切り替えて、操作するためのキーボードを持ってきて…(我が家はテンキー必須なので有線キーボート)。だんだん苦痛になっていた。

つぎに検討したのは、AppleTV
価格も手頃で魅力的に見えた。しかし、よく調べると、これはMacでLive中継のMotoGPなど、ネット上のコンテンツをブラウザで観ることも多い我が家にはあまり向いていない。コンテンツをiTunesに入れないと観られないのはかなり不便だ。

では、REGZA Z1で観るのはどうだろう?
REGZA Z1 では、以下のファイル形式をサポートしている。


【DNLAサーバ経由】



  • MPEG2-PS (VOB/DVD-VR 等) : 拡張子 .mpeg or .mpg
  • MPEG2-TS (SD 720x480 まで) : 拡張子 .ts
  • AVCHD (H.264/AC3 を MPEG2-TS に載せた物 720x480 まで) : 拡張子 .mts 

【SMB共有】
  • MPEG2-PS (VOB/DVD-VR 等) : 拡張子 .mpeg or .mpg 
  • MPEG2-TS (SD〜HD720 までは 16:9 それ以上は 4:3 にアスペクト比を変更する必要あり) : 拡張子 .ts
  • AVCHD (H.264/AC3 を MPEG2-TS に載せた物 SD〜HD720 までは 16:9 それ以上は 4:3 にアスペクト比を変更する必要あり) : 拡張子 .mts

かなり複雑な変換ルールと拡張子を厳密に守る必要がある。基本的には制約の多いDNLAサーバを使う意味はなく、SMB共有を使えば良い。ただし高画質でサイズも小さいH.264はたとえUSB-HDDにムーブしたとしても二倍速再生はできない。

… コンテンツをこれらの形式に合わせてPCやMacで変換することになる。何本かドラマや映画を変換したが、やはり動画のエンコードに時間が掛かるし、共有フォルダへコピーする時間など、かなりメンドくさい。

そもそも、Macでそのまま再生できているものをわざわざリビングで観るだけのために再エンコードすることが苦痛である。


で、McTiVia の登場と相成った。

MotoGPも、YouTubeもそのままリビングのREGZAで観られるようになり、とても快適になった。しかし、モノグサは留まることを知らず、現在はiPhoneにTV画面に映るiMacを操作するリモコンアプリ遠隔操作するためのアプリを入れて、iMacのある所に行かなくてもいいようにしている。

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