なんだか色々面白くて、結局 3 日間の開催期間、通ってしまいましたょ… (^^;
これからしばらく、少しずつ感じたことを連載形式でつづりたいと思いますので、興味のある方は来年の参考にでもどうぞ。
【きっかけはエコリカ】
エコリカは、インクジェットプリンタのインクカートリッジを回収して再利用(リユース)カートリッジとして販売している老舗です。
年賀状の作成に使うプリンタは、ここ数年 Canon MP500 ってやつを使っています。キヤノンは自社からリユースのインクカートリッジを販売していないこともあり、粉砕してリサイクルはしているものの、当時は回収も消極的で、もったいないなぁと感じていました。また、この機種から採用された IC チップでのインク管理は、ユーザの利便性というより、再生カートリッジに対する牽制という面が大きく、リユースカートリッジが裁判になるなど、あまり感じのいいものではありませんでした。
こうした中、エコリカはいち早く IC チップのリセットを行うことに成功して、リユースカートリッジを出すと共に、純正カートリッジとの混用の保障や、売り上げカートリッジ 1個につき 1円を WWF(世界自然保護基金)に寄付する点が気に入り、これまで問題なくずっと使ってきました。
ところが、今年に入り、イエローインクに対し、プリンタから「複数のタンクが取り付けられている」という謎のエラーが時々起こるようになりました。その都度電源入れなおしや、カートリッジ付け直しでしのいでいましたが、年末のこの年賀状時期に、ついにインクタンクを認識しなくなってしまいました。インクはまだ 1/3 ほど残っていました。
【エコリカの対応】
このインク誤認識やエラーは、もちろんプリンタ本体の問題やインクタンクの接点との接触不良の場合もありますが、ネットで調べると、どうもキヤノンが一時期、不良 IC チップが組み込まれたカートリッジを大量に出荷したことがあるらしいことが分かりました。
当然ながら、本来はキヤノンが回収・交換すべきことですが、申し出た人だけ対応という形にしていたようです。そのため、問題を持ったカートリッジが、当時多くの回収ボックスを設置していたエコリカに回ってしまい、エコリカ検品時には問題が顕在化せず出荷されてしまっているようでした。
エコリカのサポートセンターに電話したところ、即答で謝罪と翌日午前の宅配便でインクカートリッジを届けてくれるとのこと。その際、不良カートリッジは届いた箱に入っている着払い伝票で、その箱をつかって余裕がある時期でいいので送り返して欲しいという、とてもスバラな対応でした。
【エコプロダクツ展】
で、翌日。カートリッジが丁寧な謝罪の手紙と共に届き、本来キヤノンの責任なのに(まぁキヤノンにいえる立場でもないですが…)、ここまでする企業も珍しいと感じて、ホームページを見に行ってみます。そこで何気なくバナーで「エコプロダクト2009に出展しています」とあり、今回の展示会を知ることになりました。
ちょうど 3日間の開催初日で、エコカーの助手席試乗など面白そうな企画もあり、エコリカも空カートリッジを持っていくとノベルティグッズをくれると言うので、まぁ、ちょっと散歩も兼ねて行ってみて、1時間くらい色々なクルマに試乗、あと 1時間くらい会場を回って帰るか、くらいの軽い気持ちでで出かけていくのでありました……
(続く)
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