2011年7月3日日曜日

YOKOHAMA BluEarth AE-01

横からみると違和感はないが…
ヨコハマのエコタイヤ、BluEarthに夏タイヤを履き替えた。以前のタイヤはミシュラン Pilot Preceda(S16の標準装備タイヤ)だったので、スポーツからエコへの大転換である。

ここ数年は、夏になっても14inchホイールのスタッドレスを履き続けていたが、燃費の悪さに閉口していた。

スタッドレスを履くもうひとつの理由として、15inchの195幅スポーツタイヤに比べ、185幅のスタッドレスの方が圧倒的にハンドルが軽くなる、というのがあった。もともと306はそれほどパワステのアシストが強くないこともあり、このハンドルの軽さは、我が家の奥さんにとって必須であるようだ (笑)

306は初期型N3においては、ベースモデルは14inch 175幅のタイヤを履いていた。また、Xsiやカブなどのラグジュアリモデルでも15inch 185幅であり、S16という特別なスポーツモデルだけが15inch 195幅のタイヤを装備していた。

後期型N5になると、タイヤは1サイズづつ大きくなり、ベースモデルは14inchながら185幅に、Xsi以上は15inch 195幅となる。さらに、モデル末期には全モデルが15inch化され、195幅となった。

我が家のライオン号はモデル末期のベースモデルのため、標準タイヤは15inch 195幅である。しかし、前オーナが S16 に乗り換えたため、S16 の標準スポーツタイヤを履いていて、これがかなり本来の乗り味を損なっているのではないか、と感じていた。

というのも、14inch 185幅の同じモデルと、2台乗り継いでいるのだが、とても乗り心地が悪いと感じるからだ。(15inch化でサスセッティングが変わった影響の方が大きいとは思うが)

微妙にタイヤよりホイールが
外側に出ているような…
で、今回は思い切って、175幅にしてみた。タイヤが細いことによるネガは、もちろん色々な限界が低くなることだが、承知の上だ。それよりも乗り心地の改善と燃費改善につながるかを試してみたかった。

標準 195/55R15[84V] とほぼ同じ外径を得るために、175/60R15[81H] をチョイス。しかしながら、ここで問題となるのは、[84V] → [81H] の差。

V → H は速度レンジの違いで、306の最高速度や使用用途を考えると問題ない。

問題は、84 → 81 の LI(ロードインデックス:最大負荷能力指標)の低下である。

しかしこの点も、N3モデルでは、我がライオン号より重いカブなどが 81 LI のタイヤを標準としていたことから、問題ないと判断した。
ちなみに車検を通るためには車両重量をきちんと支えられる負荷能力を持ったタイヤが求められる。安全のためには当たり前だが、これは車検証にある軸重のうち重いほう(FFなら前軸が重い)を2で割った重量、および、総重量を4で割った重量のうち、大きな方(たいてい同じだが)を充分支えられる LI を持ったタイヤの装着が必要ということだ。

今回は燃費改善を重視して、エコタイヤということで、ブランドはブリヂストン、ミシュラン、ヨコハマから選ぶことにした。(理由は近所のコストコで扱っているから)


ヨコハマとミシュランは割引クーポン対象だったので、ブリヂストンは落選。ミシュランは最新のエコタイヤに適合サイズがなく、ヨコハマから選ぶことにした。

ヨコハマは Earth1 と BluEarth の違いが良くわからなかったので、お値段で BluEarth に決定。

今はまだ慣らし中だが、騒音含め乗り心地の改善にはあまりつながっていない気がする。元々 195 用のホイールのため、175幅が履ける最大リム幅(6J)なのも問題なのかもしれない。

懸念していた高速でのスタビリティ悪化は、スタッドレスの 185 よりは良かったので一安心。あとは燃費計算が頻繁にできるくらいライオン号が出動できるといいなぁ、と思う。

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