2015年4月5日日曜日

LinkStation LS-XHL 4TB 化

REGZA Z1 の録画用として購入した BUFFALO リンクステーション LS-XH1.5TL。最近はファームウェアの更新も無くなりましたが、録画番組の保管・DIGA への転送の他に、Mac の Time Machine として日々働き、時には Lubuntu + USB-DAC のネットワークオーディオ用サーバともなっています。

我が家の iMac の 内蔵 HDD が 500GB なので当初は充分と思われた 1.5TB の NAS ですが、肥大化を続ける iPhoto ライブラリを外付け 500GB HDD に移したことで、Time Machine のバックアップ量が急増して常に空き容量が不足気味です。また、徐々に増えてきた ALAC の CD 音源や、今後増えるであろうハイレゾ音源を考えると、容量不足は明らかです。

iMac の内蔵 HDD についても同様で、大容量の SSHD か、安くなってきた SSD + 大容量 HDD への交換を近い将来考えています。そこで、まずは Time Machine バックアップ先という意味でも重要な NAS を大容量化することにしました。

■まずは情報収集

ネット上にはリンクステーションの HDD 換装例がたくさんありましたが、下記サイトを参考にさせて頂きました。

■ブツの購入と準備

購入したのは WD Green (WD40EZRX)。本当は NAS 用の Red にしたかったけど、価格差が 4000円あり、毎日連続稼働させている訳でもないためコスト優先で選択。
ついでに、外した 1.5TB を外付けで使えるように SATA-USB HDDケースも購入。

プラスチック製のヘラ(クルマの内装剥がし用、シール剥がし用)や、いくつかのサイズのクリップを伸ばしたものを LinkStation 分解用に準備。

■分解

まず FAN 交換用ネジを外し、上面の沢山ある穴のなかに隠れている爪をクリップの先で押しながら、隙間にヘラを差し込みつつ外します。(丸印のあたり 3 箇所)
上面は排気用の穴が沢山開いているのかと思いきや、実はただの窪みです。斜めから光を当てると窪みと爪の微妙な違いが分かるかも!?

背面の爪は2箇所。細いクリップで。

底面は左右のシールを剥がしたところに爪が見えます。ここはクリップじゃなくてもそれなりの太さのもので押せます。

ここまで来ればケースはフロントに向かってパカっと開きます。入っていたのは SAMSUNG HD154UI でした。HDD は背面コネクタ一体の基板と共にそのまま持ち上げれば外れます。FAN 配線に注意。

HDD は 3 箇所のネジで固定されているだけです。

ネジを外したら SATA コネクタからスライドして外します。

■データコピー

ここで同僚から借りた秘密兵器を投入します。(笑)
HDD コピーマシンですね。貸してくれた同僚ありがとう。楽させていただきます!!

この HDD コピー機、コピーだけでなく、USB や FireWire で外付け HDD にもできるスグレモノ。早速コピー開始。

1.5TB でも約 12 時間ですか。。。 とりあえず今日は寝ましょう…。

朝になりました。まだまだコピーは続きます。転送速度は安定していますが UltraDMA ベースの時代物コピー機なので、SATA HDD 同士の接続とは思えない遅さですねぇ。

1.5TB の物理コピーが完了したら、本来の 4TB まで最終パーティションを拡張しないと意味がありません。拡張に備え、待ち時間を利用して Lubuntu PC に GParted を導入しておきます (XFS を扱う必要があるので、xfsprogs と xfsdump も必要)。

…待つことホントに 12 時間。無事コピーが終わりました。

本来であればヴェリファイもきちんと行うべきなんでしょうが、さらに 12 時間待つ気力なんて既にありません。入っていたのはそれほど重要ではない録画番組と基本的にはバックアップデータなので良しとします。

■容量拡張

コピーマシンに USB ケーブルを挿して、新しい HDD を Lubuntu PC に接続し、GParted を立ち上げます。…が、よく見るとコピーマシンの認識している容量が 2TB になっています。どうやら、時代物の限界のようです。。。

外付け USB ケースを一緒に買っていて助かりました。こちらに HDD を入れて再度チャレンジ。

なんだか怖いメッセージが…。バックアップの GPT テーブルがディスクの最後を指していない為のようです。(1.5TBをまるごと物理コピーしたのだから当たり前)
直します。

さらに容量の全てが使われていないことを認識してくれて警告を出しました。ありがたく直して頂きます。

最後のパーティション (この場合 /dev/sdc6) を拡張する必要があります。

ディスクの最後までリサイズします。

適用します。この処理はすぐに完了します。

無事に最終パーティションが拡張されました。

■組み立て

分解と逆の手順で組み立てます。基板 + HDD をケースに入れる時は、Function ボタンを兼ねる導光パーツが、基板のタクトスイッチを正しく押せる位置にあることに注意してください。ケースを閉める前には Function ボタンのクリック感を確かめましょう。

まとめ

4TB 化した LinkStation LS-XHL は動作に問題もなく、そのままこれまで通りの運用に入れました。Time Machine も継続して使えています。HDD コピーマシンと賢い GParted のお陰で時間はかかったものの、作業自体は分解に一番気をつかう程度で楽なものでした。

外した SAMSUNG の HDD は USB 外付けケースに入れて、iMac の 2 番目の Time Machine 専用にしました。これで何かあってもさらに安心。

ただ、今後さらなる大容量 HDD への換装には、今回の HDD コピーマシンは 2TB までしか認識しない可能性があるため使えないかも。今回は元が 1.5TB で良かった〜w

(もうやらないけどね)