2011年8月16日火曜日

富士・箱根その2


二日目。宿の近くにある杉山フルーツ店で生ゼリーを購入。朝9時からの販売なのに9時半過ぎに行ったらすでに売り切れが多数。ミックスと完熟トマトを一つずつ購入したが、地元のおばさんがミックスをあるだけ買っていて、すぐに売り切れそうな気配。

美味しいスイカジュースもサービスして頂いた。このゼリー、ブームに成っているようで、店主の商売気が有り過ぎな所がかなり残念。ゼリー自体は甘みが少なく新鮮なフルーツの味が生きていてとても美味しい。

ミックスより単品のゼリーの方がそれぞれの果実を味わえて良いかもしれない。しかしあの様子ではリピート購入は当分難しそうだ。

富士山に登れなかったので、今日は箱根で涼んでからのんびり帰る計画。東名のラッシュはまだ続いているようなので、なるべく使わないことにする。

箱根へのアプローチは通ったことのない裾野から。途中までは片側1車線の快適な道だが急激に狭くなり対向が困難な程。バイクだといいけど、ちょっとドキドキ。

2サイズ細くなったタイヤはワインディングでの腰砕けとグリップ不足を心配していたが、思った以上に踏ん張る。グリップも不足するような感じはないし、自分の走りには十分のようだ。

一方で快適性は思っていたより低い。高速では気にならないが、一般道で荒れたアスファルトを走るようなケースではまるでコンクリート舗装かと思うほどの振動と騒音が車内に伝わる。

一番のメリットは以前より小回りが効くのでUターンがしやすい事かもしれない。

芦ノ湖が見える公園まで箱根スカイラインを走る。今日は富士の自衛隊演習があるようで、かなりのあいだ砲撃の音が響いていた。

芦ノ湖スカイラインに戻り三国峠へ。富士山が見えないか期待したが、生憎の霧。今回の旅で恥ずかしがり屋の彼女はついに顔を見せることは一度もなかった。

再び折り返し100円区間から桃源台へ降りる。涼しさを求めるなら山頂ということで、箱根園まで走り、駒ケ岳に登ることにする。

箱根園で車外温度計は33度。日差しがあると刺すような暑さ。水族館に入ろうかとも思ったが、ロープウェイで上がって涼んでから考えることにする。

駒ケ岳山頂はガスに覆われて下からは見えない。ロープウェイも途中からガスに入るようで、切符売り場で、本日は山頂からの眺望はありませんがよろしいですか、と確認される。

山頂の気温は17度。霧が次々と沸き上がってきて風も強い。視界も10m程しかなく、山頂の神社まで少し歩いてあまりの寒さに退散することに。

夏は軽装の登山で低体温で亡くなる人が必ず出るが、標高1300m余りの山でもこのような環境になることには十分注意したい。

下に降りるとまたあの暑さか、と覚悟して下りのロープウェイに乗る。上りの時より視界が悪く下についたら曇っていて、とても涼しくなっていた。

気温差で逆に疲れてしまったので帰ることに。

西湘バイパスから逗子方面に抜けようと思っていたが、夏の湘南をナメてはいけない。お約束通りの渋滞が発生しており、どうにか江ノ島まではたどり着いたが、その先はどの道も激しい渋滞になる。

仕方が無いのでナビに回避を任せてみると、鎌倉山からの定番迂回ルートを通らず北鎌倉に抜けるという荒業が炸裂。北鎌倉から八幡宮方面の渋滞は大したことなく、あっさり朝比奈に出られた。

本日の走行距離:約205km [フォトアルバム]
(富士IC - 東名 - 裾野IC) - (県82 - 裾野バイパス - 県394 - 県337 - 箱根スカイライン) - (芦ノ湖スカイライン - 三国峠) - (芦ノ湖スカイライン - 県75 - 箱根園) - 県75 - 東海道 - 西湘バイパス - R134 - R467 - 鎌倉山 - 深沢 - 県32 - 北鎌倉 - 県21 - 県204 - 朝比奈

2011年8月15日月曜日

富士・箱根その1

夏休みも後半。世間のお盆休み渋滞をなるべく避けて、涼を求めて1泊の小旅行に出ることにした。しかし、日曜日に計画して月曜泊なので、宿は選択の余地がほとんどない。

とにかく暑いので、涼しいトコと言う事で安直に富士山周辺を目指す。

また、今回はタイヤ交換後の様子見として、なるべく色々な路面を走ることも課題としてみた。



EXPASA足柄は一般道からもアクセスできる
朝から厚木で事故があり、東名下りは使えない状態。藤沢経由で246に出て、秦野中井から乗る。そういえば、足柄SAがキレイになってから行っていないので寄ってみる。

御殿場から富士の東側を北上。ここで富士登山道がこの時期マイカー規制中であることを初めて知る。あえなく富士山5合目で涼む計画は断念。河口湖経由で、本日の目的地の西湖を目指す。



湖水浴を楽しむ人で賑わっていた
西湖のさらに奥、旧根場地区に茅葺き屋根の集落が復元されていることは、会社の恩師とも言うべきある方から数年前に教えてもらっていた。

集落は昭和41年の台風による土石流で全壊し、根場地区は移転を余儀なくされているのだが、現在21棟に上る合掌造りの立派な家屋が復元され、それぞれ特色ある店舗や食事処などを展開している。



飛騨高山とはまた違う風情
夕方までゆっくりして、森からの爽やかな風でリフレッシュ。



富士の西側は霧が多い
富士の西側を下り、朝霧高原に入ると霧に。おかげで暑さはすっかり緩和されかなり涼しい。

宿は富士市でしか取れなかった。本当は富士宮に泊まって焼きそば&ビールを満喫したかったのだが、ここは旨い焼きそばだけで我慢。

由緒ある富士市吉原の宿について風呂→ビールの鉄壁パターンを実践するつもりが、大浴場がまさかの21時から。20時前に着いたので1時間あまりお預けを食う。

朝が早かったせいで、風呂上りの缶酎ハイ一本で、すぐに爆睡。。。(つづく)

本日の走行距離:約220km [フォトアルバム]
朝比奈 - (県204 - 鎌倉) - (県32 - 藤沢) - (県43 - 県22 - R246 - 名古木) - (秦野中井IC - 東名 - 足柄SA - 御殿場IC) - 御殿場駅 - (県23 - R138 - 道の駅すばしり) - (東富士五湖道路 - 富士吉田IC) - (県707 - 県714 - 湖北ビューライン - 西湖いやしの里根場) - 西湖野鳥の森公園 - (富士パノラマライン - 朝霧高原) - (県180 - さの食堂) - (西富士道路 - 富士IC) - R139