Bullを買った当初、マイナー車ゆえの情報の少なさに対し、このサイトのBBSや管理人さんのアップする情報に随分助けられました。(今でもだけど)
我が家のBullも10周年。長く愛し愛される(笑)バイクに出会えて本当によかったです。
天気予報では明け方まで雨が残るけど、その後は晴れとのこと。合羽は要らないかなーと思いながら寝て、朝起きると生憎の雨。でも小降りなのでそのまま5時に出発。北に行くほど晴れているハズなのに、中央道・八王子ICに向かうにしたがい雨足は強くなる。保土ヶ谷バイパス手前で合羽を着るはめに。
八王子バイパスで小雨になったので、合羽を脱ぐポイント&朝食を取ろうと、マクドを探していたが見つからず、諦めて高速に乗った。(マクドのコーヒータダ券にこだわってここで30分くらいロスしたのは秘密だw)
とりあえず談合坂SAを目指す。ところが雨足は再び強くなる一方。合羽脱いでなくて良かったー。談合坂SAではすっかり本降りで、すでにヤル気が50%程低下。。。
雨の談合坂SA。でもバイクは多かった |
何とか10時に出発するものの、どう考えても10時半までにビーナスラインを登り切るのは無理。遅刻確定 orz…。それでも、清々しく晴れ始めた道にペースも上る。調子こいて中速の左コーナを曲がってたら、ガリっとステップのバンクセンサが接地して冷や汗。普段かなりプリロード弱めで乗っているので、このようなワインディングではリアサスが腰砕けになるようだ。
ビーナスラインに入って高度が急激に上がっていくと晴れ間が消えてかなりガスが出てきた。と同時にどんどん寒くなっていく。標高2000mを侮ってました。ゴメンナサイ。合羽脱ぐんじゃなかった。何とか30分の遅刻で会場に入ると、既に壮観な光景!スゲー!!
久しぶりに顔を合わせた関東勢。そして初めて会う関西二発会の面々。ちょー寒いガスの中、あっという間に時間が過ぎます。着いた途端に記念品の数々を頂いて感動〜。バイクを並び替えて記念撮影会となった頃には、晴れ間も出てきて良い感じに。
現役Bulldog乗りから元Bulldog乗りまで多彩な顔触れ |
三々五々解散となり、2時間外にいて冷えきった有志メンバで昼食。その後別れを惜しみつつ皆さん散って行きました。
美ヶ原高原は再びガスが上がってきて寒すぎるため、北行して下ってみる。グルっと回って天気が良ければ再び車山方面から霧ヶ峰を目指そうと画策する。
美術館から先は交通量が少なく道路も荒れ気味。白樺林もあり独特の雰囲気 |
中途半端な時間なのでスタンドを探しつつ下道で今夜宿泊する甲府を目指す。茅野を経由し八ヶ岳の麓に来ると、北海道のような直線道路がたくさん。この辺りは八ヶ岳のなだらかな裾野に沿って農場がたくさんあり、山の湧き水から生まれた無数の小川が西側に流れ農業用水となっている。
富士見町に入ってしばらく行くと、道の駅があった。施設内にある温泉に立ち寄って冷えきった体を温める。河原では沢山の人がキャンプをしていた。
温泉のあと休憩所で情報収集。山梨といえばいつも「ほうとう」ばかり食しているので、今回はB級グルメでも有名になった「甲府鳥もつ煮」を食べてみたい。宿の近くに良さげなお店があったので、そこを目指す。
「鳥もつセット」そばともつ煮が一緒に楽しめる |
後で知ったのだが、この「奥籐」という店が鳥もつ煮の元祖でかなりの人気店。少し遅めに着いたのが幸いして店は空いており、店員の対応も丁寧で好感が持てた。何より甘辛いもつ煮とご飯の相性はバツグンで、さっぱりした食感の蕎麦との組み合わせも悪くなかった。
二日目は基本的には帰るだけ。富士周辺でのんびりして、初めて新東名を走って帰る。
朝霧高原のススキと素晴らしい富士と朝日 |
田貫湖から望む富士山 |
無料化された西富士道路から新東名・新富士ICを目指す。朝霧高原であまりにも素晴らしい富士山が見られたため、逆さ富士で有名な田貫湖にも行ってみる。連休ということもあり、キャンプ場には隙間が殆ど無い程のテントやタープの群れ。風はほとんどなく富士を見るには中々のコンディションではあったが、水鳥やボート、釣り人がたくさん出ているこの時間ではちょっと無理みたい。やはり逆さ富士は努力して早朝に出かけた強運の人だけに与えられるものらしい。
新東名はだだっ広い道路で速度感覚が麻痺する。気づくと100km/hを優に超える速度で巡航しているけど、感覚は80km/h程度。気をつけないと逆に危険だ。祝日のSAは混雑しているが、駐車場が広いせいかあまり人混みが気にならない。
駿河湾沼津サービスエリア。新東名で唯一海が望める |
ここから海沿いに帰るのが距離的には最短なのだが、休日は大渋滞するので覚悟がいる。
気合を入れて出発しようとしたら、エンジンが掛からない! セルが全く回らない。すっかり動転。いろいろ疑いにかかる。電気系統は生きているようなので、セルモータが死んでいるだけなのかを確かめるためトップケースや荷物を下ろす。下り坂を利用して押しがけを試みるも始動の気配なし。今度は後付けのイモビライザーが怪しい気がして、バッテリーターミナルを外してリセットしてみるも状況は変わらず。。。
じわっと嫌な汗が出始めた時、ふとキルスイッチがOFFのままの事に気づく。ONにすると… あっさり始動(滝汗)or2…
いつも必ずキルスイッチでエンジンを切る癖がついており、始動時は無意識のうちにキルスイッチを入れているようだが、この時はヘルメットをミラーに掛けたまま始動しようとしたのが運の尽き。いつもと違ったパターンでの行動は注意しましょう。(爆)
日が暮れる前になんとか帰宅。夜は貰った記念品を眺めてニヤニヤするのであった。
素晴らしい出来栄えのグラス。いろんな特技を持った人がバイクで繋がっていて面白い |