2012年10月8日月曜日

信州ベルガルダミーティング

Bullが長くお世話になっているサイトが10周年を迎え、10月7日に記念のミーティングが開催されたので行って来ました。

Bullを買った当初、マイナー車ゆえの情報の少なさに対し、このサイトのBBSや管理人さんのアップする情報に随分助けられました。(今でもだけど)

我が家のBullも10周年。長く愛し愛される(笑)バイクに出会えて本当によかったです。

天気予報では明け方まで雨が残るけど、その後は晴れとのこと。合羽は要らないかなーと思いながら寝て、朝起きると生憎の雨。でも小降りなのでそのまま5時に出発。北に行くほど晴れているハズなのに、中央道・八王子ICに向かうにしたがい雨足は強くなる。保土ヶ谷バイパス手前で合羽を着るはめに。

八王子バイパスで小雨になったので、合羽を脱ぐポイント&朝食を取ろうと、マクドを探していたが見つからず、諦めて高速に乗った。(マクドのコーヒータダ券にこだわってここで30分くらいロスしたのは秘密だw)

とりあえず談合坂SAを目指す。ところが雨足は再び強くなる一方。合羽脱いでなくて良かったー。談合坂SAではすっかり本降りで、すでにヤル気が50%程低下。。。
雨の談合坂SA。でもバイクは多かった
ゆっくり朝食を取ったあと、雨止まないかなー、とだらだらしてたら既に8時過ぎ。ミーティングは10時半からビーナスラインの終点・美ヶ原高原美術館。結構まずい時間。諦めて走りだす。八ヶ岳が見え始めるころ、やっと雨が止み時々晴れ間が覗く。諏訪湖SAで合羽を脱ぎ休憩。この時点で9時半(汗)。湿ったグローブを替えたりしているうちに、陽が差し始め急に暖かくなる。

何とか10時に出発するものの、どう考えても10時半までにビーナスラインを登り切るのは無理。遅刻確定 orz…。それでも、清々しく晴れ始めた道にペースも上る。調子こいて中速の左コーナを曲がってたら、ガリっとステップのバンクセンサが接地して冷や汗。普段かなりプリロード弱めで乗っているので、このようなワインディングではリアサスが腰砕けになるようだ。

ビーナスラインに入って高度が急激に上がっていくと晴れ間が消えてかなりガスが出てきた。と同時にどんどん寒くなっていく。標高2000mを侮ってました。ゴメンナサイ。合羽脱ぐんじゃなかった。何とか30分の遅刻で会場に入ると、既に壮観な光景!スゲー!!

久しぶりに顔を合わせた関東勢。そして初めて会う関西二発会の面々。ちょー寒いガスの中、あっという間に時間が過ぎます。着いた途端に記念品の数々を頂いて感動〜。バイクを並び替えて記念撮影会となった頃には、晴れ間も出てきて良い感じに。
現役Bulldog乗りから元Bulldog乗りまで多彩な顔触れ
更に遅れてきた1台を加え、Bulldogだけでも14台!! Bulldog以上に個性的な面々を加え総勢19台と中々豪華なミーティングとなりました。

三々五々解散となり、2時間外にいて冷えきった有志メンバで昼食。その後別れを惜しみつつ皆さん散って行きました。

美ヶ原高原は再びガスが上がってきて寒すぎるため、北行して下ってみる。グルっと回って天気が良ければ再び車山方面から霧ヶ峰を目指そうと画策する。
美術館から先は交通量が少なく道路も荒れ気味。白樺林もあり独特の雰囲気
思っていた以上に距離があり、車山に戻ってきた時にはガソリンがあまりないことに気づく。寒さはだいぶマシになっていたけど体の芯まで冷えきっていて、霧ヶ峰は諦める。結局ビーナスラインの一番良い場所を走ってないような。。。これは今後の楽しみにとっておこう。

中途半端な時間なのでスタンドを探しつつ下道で今夜宿泊する甲府を目指す。茅野を経由し八ヶ岳の麓に来ると、北海道のような直線道路がたくさん。この辺りは八ヶ岳のなだらかな裾野に沿って農場がたくさんあり、山の湧き水から生まれた無数の小川が西側に流れ農業用水となっている。

富士見町に入ってしばらく行くと、道の駅があった。施設内にある温泉に立ち寄って冷えきった体を温める。河原では沢山の人がキャンプをしていた。

温泉のあと休憩所で情報収集。山梨といえばいつも「ほうとう」ばかり食しているので、今回はB級グルメでも有名になった「甲府鳥もつ煮」を食べてみたい。宿の近くに良さげなお店があったので、そこを目指す。
「鳥もつセット」そばともつ煮が一緒に楽しめる
後で知ったのだが、この「奥籐」という店が鳥もつ煮の元祖でかなりの人気店。少し遅めに着いたのが幸いして店は空いており、店員の対応も丁寧で好感が持てた。何より甘辛いもつ煮とご飯の相性はバツグンで、さっぱりした食感の蕎麦との組み合わせも悪くなかった。

二日目は基本的には帰るだけ。富士周辺でのんびりして、初めて新東名を走って帰る。
朝霧高原のススキと素晴らしい富士と朝日
田貫湖から望む富士山
無料化された西富士道路から新東名・新富士ICを目指す。朝霧高原であまりにも素晴らしい富士山が見られたため、逆さ富士で有名な田貫湖にも行ってみる。連休ということもあり、キャンプ場には隙間が殆ど無い程のテントやタープの群れ。風はほとんどなく富士を見るには中々のコンディションではあったが、水鳥やボート、釣り人がたくさん出ているこの時間ではちょっと無理みたい。やはり逆さ富士は努力して早朝に出かけた強運の人だけに与えられるものらしい。

新東名はだだっ広い道路で速度感覚が麻痺する。気づくと100km/hを優に超える速度で巡航しているけど、感覚は80km/h程度。気をつけないと逆に危険だ。祝日のSAは混雑しているが、駐車場が広いせいかあまり人混みが気にならない。
駿河湾沼津サービスエリア。新東名で唯一海が望める
長泉沼津ICから伊豆縦貫道の一部となる東駿河湾環状道路に出る。新東名からのランプ道が長く、分岐が少しわかりづらい。東海道に出て箱根越え。お昼は道の駅「箱根峠」でSAで買ったお弁当を食べてゆっくりする。

ここから海沿いに帰るのが距離的には最短なのだが、休日は大渋滞するので覚悟がいる。

気合を入れて出発しようとしたら、エンジンが掛からない! セルが全く回らない。すっかり動転。いろいろ疑いにかかる。電気系統は生きているようなので、セルモータが死んでいるだけなのかを確かめるためトップケースや荷物を下ろす。下り坂を利用して押しがけを試みるも始動の気配なし。今度は後付けのイモビライザーが怪しい気がして、バッテリーターミナルを外してリセットしてみるも状況は変わらず。。。

じわっと嫌な汗が出始めた時、ふとキルスイッチがOFFのままの事に気づく。ONにすると… あっさり始動(滝汗)or2…

いつも必ずキルスイッチでエンジンを切る癖がついており、始動時は無意識のうちにキルスイッチを入れているようだが、この時はヘルメットをミラーに掛けたまま始動しようとしたのが運の尽き。いつもと違ったパターンでの行動は注意しましょう。(爆)

日が暮れる前になんとか帰宅。夜は貰った記念品を眺めてニヤニヤするのであった。
素晴らしい出来栄えのグラス。いろんな特技を持った人がバイクで繋がっていて面白い
今回の走行距離:609km 平均燃費:22.1km [フォトアルバム[ルート]

2012年9月29日土曜日

料金所ラクラク通過タンクバッグ

「料金所最速通過コンセプト!!」だそうな。でもETCには敵わないだろ…w。
マップケースとメイン荷室の間がベルクロ留めになっていて前方に大きく開く
あまり高速に乗らないし、日頃はハンドルバッグを愛用しているので、このコンセプトはそれほど重要ではなかったのだが、飲み物やちょっとした小物を入れたりできる小さめのタンクバッグが欲しかった。

マップケース部分はiPhoneをいれるのに良さそうだし、ETC車載器をつけていないので、大きく開くコインケースとカードホルダはやはり便利そうだ。

いざ使い勝手を確かめるべく、ちと遠出。

iPhoneアプリはこれまで音声だけを中華製Bluetoothインターコムレシーバで試したことがあったが、今回は安心して本体を入れられるので画面も表示してみる。画面を表示しっぱなしにするので、電源は以前設置したUSB電源タップから引く。

久々に使うアプリの目的地設定に四苦八苦。タンクバッグもハンドルバッグと一緒につけた時のポジション決めに時間がかかり、すっかり出発が遅くなってしまった。

目的地は熱海辺りにして、海沿いを進む。
台風の影響でベタベタの潮風
気温が高く西湘PAで既にバテバテ。今日はメッシュジャケットでよかったみたい…。海沿いを行く計画は風が強く失敗かも。シールドが潮でギラギラする。

西湘PAを出発して本線上で脱落防止のベルトの付け忘れに気づく。磁石だけでも大丈夫そうだけど、タンクバックを外したときは脱落防止のベルトも一緒に外した方が良いみたい。肩掛けベルトにもなるし、つけ忘れ防止にもなる。

石橋料金所で本日最初の最速コンセプト炸裂!

あ、iPhoneのドックケープルが邪魔で開かない!(汗)
最速コンセプト炸裂時に備えケーブル類はマップケース前方から出しておく必要があるようだ…orz

真鶴方面はますます波が高く、これ以上潮まみれになるのはゴメンなのでブルーラインは通らない。やっと湯河原まで来たら日も傾き、当初の目的地は諦める。(潮まみれで海沿いを行く根性がなくなった)

伊豆スカイラインに行きたかったのだが、箱根でも涼しいだろうということで、椿ラインから大観山へ。
ちょろっと頭が見えているのは、そう富士ちゃん!

帰りが遅くならないように料金所最速通過コンセプトを炸裂させながら、芦ノ湖〜箱根スカイランを経由して御殿場から東名高速で帰路につくのであった。

(でもやはりコインポケットからグローブを着けたまま小銭を取り出すのは難しいネ!)

本日の走行距離:219km 平均燃費:20.1km [フォトアルバム[ルート]

2012年9月22日土曜日

エンジンオイル交換だけのつもりが…

Bullを3ヶ月ぶりに動かした。梅雨入り〜猛暑、そして激務と体調の悪さ… いろいろ重なってBullに乗るのは結構こんな感じになる。

とりあえず「ありがとうベルガルダ・オフ」;-) への参加を目標に、少しでもバイクと自分の慣らしをしておかねば…。

明日はまた雨らしいので今日はNapsでオイル交換をする。一番安い量り売りMotulにしようと心に決めつつ外してあったバッテリーを装着。エンジン始動!? あれ?

セルは回るが一向にかかる気配なし。。。(汗)

そういえば、キーONした時の「ジジジジ…」音がしていない。何度がキーをON/OFFするうちに、電磁音復活。そしてエンジン始動!!  ヨカッタ。。。

ちょっとフロントのエアが少ない気もするが、まぁNapsまでは何とかなるでしょ、と走りだしてすぐ気がついた。

リアブレーキペダルがフニャフニャぢゃなか?

止まって確かめてみる。。。手でも簡単に15度以上踏み(押し?)込めるよ! (冷汗)

フルードが漏れたりホースが膨らんだりしている気配はなし。仕方がないのでそのままNapsで見てもらうことにした。

走行中踏みごたえがまるで無いペダルだが、強く踏み込めばブレーキは効くようだ。

Napsは天候不順が続いていたのと夏物処分セールのせいか、Pitの待ち時間はかなり長い。オイル交換と先の件を伝える。メカ氏の見解ではエアが咬んでいるのに似ているとのこと。自分の感触も同じ。しかし3ヶ月前は全く問題なかったし、そもそもそれ以降乗ってない。

とりあえずエア抜きをお願いして様子をみることに。

… 約2時間後。作業が終わりメカ氏に話を伺うと、

フルードを送っていたら、ドロっとしたものが出てきました。それを出し切ったら踏みごたえが出るようになりましたよ。やはりメーカは2年に1度の交換を推奨しているので、もう少し早めに交換したほうがよいですね。

との事。昨年Bullを長い眠りから復活させた時に基本的な整備は近くのヤマハショップにお願いしていたハズ、と思ったが、リアブレーキは何もしていなかったらしい。

まぁ、これだけで調子がよくなったので逆に工賃も安く済んで良かったのかも。

気を取り直して、久々の縄張り巡回。夕方から夜にかけて雨の予報なので近場へ。

馬堀海岸で少し歩く。風は涼しかったが湿度が高くベタベタする。

波は少し高め。打ち寄せる岸壁にはミズクラゲがたくさん居るのが見えた。

本日の走行距離:53km [フォトアルバム]

2012年9月16日日曜日

青空駐輪の哀しさ

これまでBullに使っていたバイクカバーがボロボロになったので新調した。

ずっと気に入って使っていたカバーがあったのだが、駐輪場所が日陰から思いっきり日向になって以来、とても持ちが悪くなってしまった。
これまで使ってきた平山産業の透湿防水バイクカバー
日陰の時は地面からの湿気が多く、蒸れないこのカバーはとても重宝していた。ところが日向になってボロボロになり同じものに買い換えたが、たった一年でまたすぐボロボロに…。

このカバー、ボロボロになると4重構造の表皮が粉々になり、雨が降ると白い液体を垂らしたようにバイク表面を汚してしまう。乾いてしまえば白い粉状の細かいホコリのような汚れとなり、掃除は比較的容易だがやはり気分が良いものではない。

日陰で使っていたときは5年以上は平気だった。おそらく素材が紫外線に極端に弱いのだろう。決して安いカバーでもないため止めることにした。

で、耐候性を重視して、オーソドックスなポリエステル製のものを検討…。
パッケージは古臭いが栄光産業はカバーの老舗らしい
ネットの評判を見ると、ヤマハのカバーが立体裁断(ハンドルロックに合わせた形状)でなかなか良いらしい。しかしお値段もそれなり。高級なGタイプに至っては平山産業より高い。フツーのカバーに見えるEタイプでも5千円以上する。

ポリエステルカバーもいずれ劣化して破れる運命なのであまり高いものは困る。

いろいろ探し回っていたら、ヤマハと同じ立体裁断のものを発見。パーフェクト商事が扱っている栄光産業製…? 会社名からして怪しさ満天だが、栄光産業は実は老舗のボディカバーメーカらしい。購入したのは画像の「フィットバイクドレス」(笑)。パッケージ売りの他に通販もしており、通販ではきめ細かなオーダができるようだ。

おそらくOEM主体で幅広く自動車メーカに納めているのだろう。どうもヤマハのカバーもここの製品のような気がする。